気をつけてても自転車がフラフラするのはなんで?

みなさんこんにちは。
今年は長雨で梅雨明けが遅れていますね。
雨の時期でも日々子育てをガンバルお母さん達は子供達の送り迎えで自転車を使っていらっしゃると思います。
いつもお疲れ様です

雨の日自転車は滑りやすいので特に注意が必要ですが、
晴れてる日でも
「危険だなぁ~」「大丈夫かなぁ~」って心配する場面を見かけます。
このブログでも何度か取り上げていますが自転車って

ふらつくんです

特にチャイルドシートに子供を乗せての走行は注意が必要です。
自転車は2輪なので3輪や4輪のように垂直体制を維持できません。
だからいつでも足が地面につける状態をつくり転倒防止をしなければなりません。
転倒した場合チャイルドに乗せたお子さんがケガをする可能性がありますから
自転車がふらつない乗り方を意識して転倒防止をしてくださいね。

ふらつかない自転車の乗り方ってどうすればよい?

そんな疑問を今回も自転車文化センター谷田貝さんに解説していただきました。

幼児2人乗せ自転車を安全に乗るには
自分の体形に合わせた調整が必要

幼児2人乗せ自転車は重いので、交差点を曲がるとき、スタートするとき、止まるときだけではなく、まっすぐに走っているときもふらつきやすく、また一時停止しているときは転倒を起こしやすいのです。

このふらつきや転倒を防ぐためには、サドルとハンドルの高さを自分の体形に合わせて調整する必要があります。

サドルの高さ

交差点で一時停止している幼児乗せ自転車を利用している人の足元を見ると、写真1・2のようにペダルに乗せた足と反対側の足はつま先だけが地面に着いていますが、このような人が非常に多く見られます。

写真1
写真1
写真2

このつま先着きが危険なのです。

後ろから見たのが写真3・4です。

写真3
写真4

車体が重いので、安定させようとしてかかとを地面に着けると車体が傾いています。この2枚の写真は幼児が乗っていませんが、写真5は幼児が乗っている状態で止まろうとしているときです。2台の自転車はいずれもサドルが高すぎるので、つま先がやっと地面に着く状態になってしまい、ふらつきながら止まっています。転倒の危険が極めて高い状況です。

写真5

このようにつま先着きの一時停止は車体の安定性を欠くため、転倒による幼児への傷害につながる危険があります。サドルに座ったとき、両足のかかとが地面にしっかりと着くようにサドルの高さを調整してください。

コメント資料協力、谷田貝一男様

いかがでしたか?
自転車のふらつきは運転技術や運動神経だけではなく自転車に乗る時のポジションを自分に合わすことが大事なんですね。
もし自分の最適なポジションがつかめない、サドルの位置が調整しにくい場合はお近くの自転車ショップでご相談して調整してもらうことをお勧めします。
またタイヤの空気圧やチェーンへの注油など点検整備も一緒にやってもらえたら安心ですよね。